東京都内をくまなく歩き倒す散歩企画「東京一人散歩」。
今回は水道橋から秋葉原までを散歩してきました！
川と鉄道の線路が入り組んだ地形と風景が特徴的で、前々から散歩してみたいな〜と思っていたエリア。晩秋の季節感と相まってとても印象的でした。
かなりゆるい内容なので、リラックスしながら読んでください〜。
スタート地点は「水道橋」交差点。
北方向には『東京ドームシティ』のアトラクションが見えます。ここは一人旅で来ることはないだろうなぁ〜（笑）。
ここからひたすら神田川沿いを東に歩いていきます。
神田川沿いかつ、中央・総武線の線路沿いでもあるという、結構面白い散歩道だと思うのです。
橋の欄干やら線路脇の外壁やらにひたすら蔦が絡みまくってます。これが風情というものです。
またこの場所には『お茶の水分水路』という地中を流れる分水路も存在しています。道の脇に碑が立っていました。
もうしばらく歩くと『神田上水懸樋跡』なる碑も出てきました。こちらは総武線とともに。
季節は11月下旬。水路脇の深い緑と紅葉の彩りとの対比が鮮烈。
紅葉の木々を追っていくと、いつの間にか「御茶ノ水」の交差点に到着していました。
お茶の水橋からJRの駅の方を眺めると、大がかりな工事を進めるクレーン車が目に付きます。
橋の上から眺める中央線の線路のカーブがいい感じ。丁度上下線がすれ違う所を捕捉しました。
JR御茶ノ水駅の駅舎前。
右上にちょこんと顔を出している宮殿のような建物が非常に気になりました。調べたら『サンロイヤル』という昭和の時代に建物のようですが、解体されるかもしれないとのこと。残念。
さらに一本東に『聖橋』という橋があります。
この橋から東方向に見える風景がめちゃくちゃ良いです。
東京名景50選ぐらいには確実に入りそうなスポットです。
しばらく眺めていると右手に中央線が・・・
さらに辛抱強く待っていると東京メトロ丸ノ内線が姿を現しました！（しかもすれ違い）
自分は特別鉄道ファンというわけでもないのですが、この光景にはアガりますね。
いい写真が撮れたので満足して、線路脇の『淡路坂』という道を下りていきます。
ここからJR御茶ノ水駅のホームを真上から見下ろすことが出来ます。
もし自分が逆の立ち位置にいたら、上から見下ろされるととても気持ち悪いと思います。
ゆるやかな坂道を下っていくと、そのうち中央線の線路とはお分かれします。
線路の先には緑色の鉄橋が見えていて、高低差とカーブのある構図とすごく良いです。
坂道を下りきったあたりで先程線路の先に見えた緑色の鉄橋が、左手に現れました。
『松住町架道橋（まつずみちょうかどうきょう）』です。
いや〜、美しいランドマークだなぁ、と思うのです。
さらに先に進むと左手に赤レンガの塀が続いていきます。
ここはかつて中央線の神田〜御茶ノ水間に存在した駅『万世橋駅（まんせいばしえき）』。
そして現在はその駅舎を活かした商業施設『マーチエキュート神田万世橋』になっています。
かつてのホームだった場所は現在展望デッキになっており立ち入ることが可能となっています。
遺構の文化的な活かし方が上手いなぁ。ここは必ずまた来たいと思いました。
駅舎の右側には神田川にかかる「万世橋」があります。
川面に映る赤レンガ駅舎も眺められます。もうちょい天気のいい日にもう一回来たい・・・
万世橋から北へ向かうとすぐに秋葉原の電気街が。この後は秋葉原駅に向かい電車で帰路につきました・・・。
レトロな景色が晩秋の季節感を噛み合っていて非常に風情ある散歩でした。
