新宿三丁目にあるとんかつ店『王ろじ』に行ってきました。
創業は大正10年で、なんと100年以上も続く老舗食堂。そして「とんかつ」を日本で初めて提供した店(諸説あり)とも言われているんです。
今回はこのお店の名物メニュー『とん丼』を実際に味わってみましたので、お味の感想と共にアクセスやメニューなどについてもレポート形式でまとめていきます。ぜひ参考にしてください。
お店の場所と行き方
「王ろじ」がある場所は、新宿三丁目の裏通り。新宿通りの「マツモトキヨシ」がある交差点を北に入っていくと姿を現します。
新宿三丁目の交差点側から見れば、”伊勢丹のすぐ裏手の路地”と表現した方がわかりやすいかも。
交通アクセスはJR「新宿」駅からは徒歩6分程度、東京メトロ「新宿三丁目」駅からは徒歩2分程度で着きます。
Googleマップはこちら↓
このお店、なんと創業は大正10年(1921年)ということで、100年以上も続く超老舗!
店の脇にあるネオンサインには『昔ながらの新しい味』というキャッチコピーが。粋ですねぇ〜
店内は昔ながらの和食堂という雰囲気ですが、清潔感はちゃんとありました。
カウンターとテーブル席合わせて34席。
私は通してもらってませんが、地下にも席があるそうです。
営業時間・定休日など
営業時間と定休日は以下のとおりです。
(※変更となる場合があるので、お出かけの際はあらかじめ公式サイトなどを確認していただけると助かります)
所在地 | 東京都新宿区新宿3-17-21 |
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営業時間 | 11:15〜14:30 17:30〜20:00 ※火曜日はランチタイムのみの営業 |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | なし |
メニューはとんかつとカレーがメイン
提供メニューはとんかつにライス、豚汁がついた『とんかつセット』などもありますが、一番人気はなんといっても『とん丼』!
いわゆる「カツカレー」なのですが、創業当時はおそらくそんな料理は存在しなかったため、この独特のネーミングになったのでしょう。
メニューと価格の詳細は以下のとおり↓
・とんかつセット・・・1,900円
・エビフライセット・・・2,000円
・とん丼(カツカレー)・・・1,200円
・とん丼(カツカレー) 大盛り・・・1,300円
・インディアンカレー・・・950円
・とんサンドウィッチ・・・1,200円
<以下単品>
・とんかつ・・・1,200円
・エビフライ 3本・・・1,300円
・エビフライ 1本・・・500円
・串とん(豚肉・玉ねぎ・ベーコン)・・・1,200円
・カレーソース・・・500円
・ライス・・・250円
・とん汁・・・450円
・王ろじ漬・・・200円
「とん丼」を実際に食べてみた!
では実際に『とん丼』(1,200円)をいただいてみましょう。
カツはオーダーごとに都度揚げているそうで、提供に12〜13分ほどかかります。
『王ろじ漬』と呼ばれる大根のお漬物も一緒についてきました。
一般的なカツカレーとは全く異なり、ボウル的な丸い器に入っておりご飯は見えてません!
そしてゴロンとした大きなカツが中央に3切れのっているのが大きな特徴。
あと、カツのところにだけよく見るとソースがかかってるのも珍しいです。
カツは丸めて俵型にしたものを斜め方向に輪切りしたような感じ?なかなか不思議な形状です。
実際に食べてみるとわかりますが、脂とスジを切り落としたロース肉をロール状に巻いて、その上に衣をつけて揚げた感じになっているんですね。
お肉は非常に柔らかくて、若干メンチカツ的なニュアンスを感じます。
そしてそれを覆う衣が超サクサク!外と中の食感のコントラストが絶妙です。
カツだけでも食べる価値があると感じました!
カレールーの方は甘口のようにも見えますが、結構スパイシー!
辛さと香ばしい香りがかなりしっかりしているものの、まろやかな口当たりで中和してくれている感じ。
とんかつソースと一緒に食べると独特の酸味のようなものが加わって、味変するところも面白いです。
非常に独特で他では食べられない一品だと思いました。『昔ながらの新しい味』のキャッチコピーは本当だった!
まとめ
- 新宿三丁目の裏通りにある創業100年以上の超老舗店!
- 人気メニューは「とん丼」という名のカツカレー!ボウルのような器に入った独特のルックス!
- カツはロール状に丸めた肉が柔らかい!意外にスパイシーなルーの味も◎!
大正時代から続く風情ある雰囲気もとても良かったです。カツサンドならぬ、『とんサンドウィッチ』も非常に気になったのでまた食べに行きたい!
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営業時間、定休日、メニューなどの情報は変更となることがあるので、お出かけの際はあらかじめ公式サイトなどを確認していただけると助かります。