日比谷公園をまじまじと散歩したら歴史ロマンあふれまくりですごかった!

観光・お出かけ

千代田区の「日比谷公園」に行ってきました。

日比谷公園というと”都心部にある大きな公園”ぐらいのイメージしかなかったのですが、今回初めてまじまじと散歩してみたところ、レトロな建物が多く非常に歴史情緒にあふれた場所だということがわかりました!
特に印象に残ったスポットを写真つきでご紹介していくのでゆる〜りとご覧ください!

日比谷公園の場所と行き方

日比谷公園の最寄駅は東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線の「日比谷」駅です。
A10出口から出れば公園の北東部にあたる「有楽門」まではすぐです。

また「日比谷公会堂」に近い南東部には都営地下鉄三田線「内幸町」駅、「日比谷大音楽堂」に近い南西部には東京メトロ丸ノ内線「霞ヶ関」駅、北西部は東京メトロ有楽町線「桜田門」駅がそれぞれ最寄りとなるので使い分けるといいです。

くわしい位置関係はGoogleマップを参照してください↓

歴史情緒あふれる園内を散策

北東の有楽門から入るとすぐに「心字池」が現れます。

この池は日比谷公園を造成する際に、元々この場所がお濠であった面影を残すために作られたそうです。
上から見ると「心」という字をすこし崩したような形をしています。

心字池の東側は石垣がありますがこれは江戸城外郭城門の一つ「日比谷門」の跡地です。
非常に風格ある佇まいですよね。

石垣の上側に行くと池に向かってベンチが並んでおり、多くの人々が憩いの時間を過ごしていました。

傍らにホセ・リサール博士の胸像が建っています。
スペインからの独立運動で活躍したフィリピンの英雄的存在で、1888年に東京ホテルに滞在したことが石碑に刻まれています。

さらに南に進むと公園のシンボルともいえる「大噴水」があります。
青々とした水面が晴天に映えます。

第一花壇のそばには「ペリカン噴水」なるものも。
向かい合った二羽のペリカンのくちばしから、水がジャワ〜ッと噴き出します。

広大な緑のバックには都会の高層ビル群、というギャップが良いですね。
ところどころヤシの木が生えていて一抹のカリフォルニア感。

東側には「東京ミッドタウン日比谷」がそびえ立ちます。
屋上庭園の部分だけ欠けているように見える設計。面白いです。

公園のほぼ中央部の木に囲まれた場所にあるのが「松本楼」。
1903年の日比谷公園開園と同時にオープンした洋食レストランです。
現在の建物は2009年にリニューアルされたものですが、明治時代のレトロ感を今でも感じられるデザインですね。

建築といえばこちらの「日比谷茶廊」も見もの。
ヨーロッパのオープンカフェ風の建物です。

その隣にあるのが「フェリーチェガーデン(旧日比谷公園事務所)」。
こちらはドイツのバンガロー風の木造建築で、東京都の有形指定文化財に指定されています。

松本楼の南側には「雲形池」があります。
中央に鶴の噴水が建っているのが印象的。

あたり一帯森に囲まれ、水が濁っているのも逆に幻想的な雰囲気を醸し出していました。

森の中を歩いていると、上の写真のような水飲み場を発見しました。
「馬の水飲み」と書かれています。
欠けてボロくなっていますがレトロで美しいデザインですね。

公園南東部にある「日比谷公会堂」です。
耐震に問題があるため休館していますが工事の目処は立っていません。
他に類を見ない大型近代建築。かなり威厳を感じます。

南西部にある日比谷野外大音楽堂。通称「野音」ですね。
こちらは今でも頻繁にコンサートが行われています。何も開催されていない日はさすがに入れませんでした。

まとめ

  • 有楽門すぐそばにある「心字池」がお濠の面影を残して造られたもの。石垣も見応えあり。
  • 広大な芝生広場と緑の木々が美しい。バックに都心部の高層ビルがそびえる景色も◎。
  • 日比谷公会堂や松本楼、旧日比谷公園事務所など歴史ロマンを感じる近代建築が見どころ。

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著者紹介PROFILE

ツムグ

愛知県名古屋市出身。
東京都内を街巡りしながら情報発信中。
ラーメンとかガッツリ系飯が好きなのにおしゃれなカフェとかパン屋さんとかスイーツにも目がない系男子。

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