東京駅をわかりやすい構内図で完全攻略!迷わないためのポイント総まとめ!

お役立ち情報

日本の首都・東京の玄関口でありながら、日本屈指の”ダンジョン駅”でもある東京駅。
旅行者はおろか東京に住んでいる人ですら「あれっ?今自分はどこにいるんだろう??」と迷ってしまうことが多々ありますよね。

そこでこの記事では、東京駅で迷ってしまわないためのポイントをシンプルでわかりやすい構内図と共に解説しつつ、駅内の目的地別におおまかな位置や行き方などをまとめていきます!

東京駅のシンプルな構内図作ってみた!

東京駅で迷わないポイントの解説の前に、まずは迷ったら必ずお世話になる駅の構内図から見ていきたいと思います。

東京駅は基本的に地下1F・1F・2Fの三層構造になっているのですが、2Fは各路線のホームがあるだけなのでここでは割愛し、地下1Fと1Fのみに着目していきます。

まずは1F(地上)の構内図はこちら↓

つづいてB1Fはこんな感じ↓

上の構内図の写真は現地の案内図を撮影してきたものなのですが、正確さはあるとは思いますが、一見して「うわぁ、複雑だなあ…」という印象を受けざるをえないですよね。

なので、複雑化させる要素を極限まで取り除き簡素化した構内図を自作してみました!

まずは1Fのシンプルな構内図↓

<転載厳禁>

つづいてB1Fのシンプルな構内図↓

<転載厳禁>

どうでしょうか。こうして要素を簡素化してみると、東京駅の構造って意外とシンプルだと感じませんか?

ではこの構内図を踏まえつつ、迷わないための3つのポイントを解説していきます!

迷わないためのポイントその1:東西南北を把握する

先程の実際の駅の案内図とシンプル化した構内図を見比べて、ひょっとするとすでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

実は実際に駅にある案内図は90°左に回転させており、北が左側になってますよね。

これは東京駅が比較的縦長なので、マップにする際に収まりが良いようにそうしているのだと思いますが、このことが特に旅行者などにとっては東西南北の感覚が狂う一因になっている気がするのです。

東西南北の感覚というのは自分が今どこにいるかを把握するために非常に重要な要素だと思うので、まずはそこをしっかり抑えましょう。

まず東西を見極めるためのポイントは、

八重洲口側が東、丸の内口側が西

ということを頭に入れておくことです。

丸の内南口改札。出てすぐ丸の内駅舎のドームが見えるのでこちらは西側とわかる

特に旅行者にとっては「八重洲」「丸の内」という地名自体に馴染みがないため最初は覚えづらいですが、ここだけは学生時代のテスト勉強のごとく刷り込んでしまいましょう。

新幹線で東京駅に降り立った場合、新幹線のりばは八重洲口側にあるので、今自分は東側にいる、と考えるといいです。

また東京駅といえばイメージする「丸の内駅舎(赤レンガ駅舎)」はその名の通り丸の内口側にあるので、赤レンガの壁やドーム屋根が見える改札などが見えたら、今西側にいるんだな、ということがわかるでしょう。

次に南北を見極めるポイントは、「北口」「南口」などの表示を見ることです。

東の「八重洲口」、西の「丸の内口」はそれぞれ「北口」「中央口」「南口」と3つの改札があります。
案内板などを見ながら、それぞれの位置関係で南北を見極めましょう。

迷わないためのポイントその2:1Fにいるか、B1Fにいるかを把握する

自分が地上にいるか地下にいるかわからなくなる…というのは東京駅独特の感覚かもしれません。

見分けがつかなくなる原因としては、

● 敷地がとにかく広い
● 地上の端の方まで行かなかれば外の風景が見えない
● 1FもB1Fもどちらも出口(改札)があり、改札内に大きな商業エリアがあるなど構造が似通っている

などが挙げられます。

自分が今1Fにいるか、B1Fにいるかを見極めるポイントは、わりと簡単です。
近くにある案内マップを見て、1Fのマップだったら今は1F、B1Fのマップだったら今はB1Fにいることがわかります。

案内マップには大抵「現在地」の表示がありますし、やはり迷ったら案内板を見るというのは大事!ですよね。

迷わないためのポイントその3:改札の中か外かを見極める

これも東京駅独特の要素です。
特に旅行者が混乱しがちなのは、新幹線の改札を出たら「自分はもう改札外にいる」と勘違いしてしまうこと。

東京駅は新幹線の改札のさらに外にJR線の改札内エリアがあり、そこを出て初めて改札外に出たということになるのです!

ここでもう一度、上で紹介した東京駅の簡易構内図を登場させます。

<転載厳禁>
<転載厳禁>

上の構内図の中で、黄色い枠で囲まれたエリアが改札内ということになります。

改札内/外問題と深く関わってくるのが、エキナカ商業施設『グランスタ東京』の存在です。

「グランスタ東京」は一部店舗を除いて基本的には改札内にあるため、外から東京駅に来て改札内に入場せずにウロウロしていても、永遠にグランスタにはたどりつけません!!

目的地別に大まかな位置・行き方をまとめてみた!

ここからは東京駅構内とその周辺の主要スポット別に、改札内か改札外か、どの出口が最寄りかなど大まかにまとめていきます。
上の簡易版構内図を見ながら参考にしていただけると非常にありがたいです!

各出口・改札

前述の通り、「八重洲側」と「丸の内側」にそれぞれ北・中央・南の出口(改札)があるのが基本なのですが、地下の改札や非常に特殊な位置にある出口もあり、非常に複雑怪奇です。

出口に関する解説は別記事にまとめましたので、そちらを参考にしてください↓

東京駅の出口一覧!行き先別にどこから出たらいいかわかりやすく解説

新幹線のりば

新幹線のりばは八重洲口側(東側)の北と南に2ヶ所ののりばがあります。
どちらも東海道・山陽新幹線(青色)と東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線(緑色)ののりばが存在します。

在来線のりば(京葉線・総武線・横須賀線以外)

JR在来線のうち、中央線・山手線・京浜東北線・常磐線・宇都宮線・高崎線・上野東京ライン・高崎線ののりばについては、1Fの中央通路・南通路・北通路の両サイドにホーム(2F)に登る階段(エスカレーター)があります。

京葉線のりば

JR京葉線ののりばは非常に特殊で、八重洲口側(東側)の南から連絡通路を通って行きます。
かなり距離が長く、はっきり言って面倒くさいです(笑)。

詳しい行き方は別記事にまとめたので参考にしてください↓

東京駅から舞浜駅へ!京葉線の乗り換え方法を写真つきで解説

総武線・横須賀線のりば

総武線・横須賀線ののりばもやや特殊な位置にあり、丸の内中央口の改札の隣から地下へ続くエスカレーターに乗ると行けます。(丸の内地下中央口付近からも行きやすいです。)

丸の内線東京駅

東京メトロ丸の内線の東京駅は、丸の内口(西側)の地下にあります。
B1Fの丸の内地下中央口から出ると、そのまま真っすぐ行けば到着するので乗り換えしやすいです。

丸の内駅舎(赤レンガ駅舎)

赤レンガ駅舎は丸の内口側(西側)にあります。
丸の内北口もしくは丸の内南口から出れば、荘厳なドーム屋根の広場がすぐ目の前にあるのでわかりやすいです。

参考→ レトロな赤レンガ駅舎『東京駅丸の内駅舎』の見どころ4選

グランスタ東京

グランスタ東京は1Fの丸の内口側(西側)改札内の北らへんの一角と、B1Fの改札内ほぼ全域が該当します。

詳しくは別記事でまとめたのでそちらを参考にしてください↓

東京駅『グランスタ東京』への行き方は?おすすめのショップもまとめてみました!

グランスタ丸の内

かなりややこしいのですが、「グランスタ丸の内」は、丸の内口側地下の改札外一帯にある商業エリアのことを指します。

こちらも別記事で詳しくまとめました↓

東京駅『グランスタ東京』と『グランスタ丸の内』の違いは?それぞれの行き方も解説

エキュート東京

土産物やデリ、雑貨のお店が集まる「エキュート東京」は、1F改札内の丸の内口側(西側)、ちょっと南寄りのエリアにあります。

東京ギフトパレット

土産物が集まる「東京ギフトパレット」は、八重洲北口(東側)の1F・改札外にあります。

東京駅一番街(東京キャラクターストリート・東京ラーメンストリート・東京おかしランド)

東京駅一番街は八重洲口側のB1F・改札外にあります。

キャラクターストリートとラーメンストリートの行き方は別記事を参考にしてください↓

東京駅から東京キャラクターストリートまでの行き方は?おすすめのショップもまとめてみた!

東京駅から東京ラーメンストリートまでの行き方を解説!おすすめ店舗も紹介

八重洲地下街

八重洲地下街はその名の通り、八重洲口側(東側)の地下の改札外にあります。
「東京駅一番街」よりもさらに東へ進みます。

参考→東京駅から八重洲地下街までの行き方は?おすすめのショップもまとめてみた!

大丸

大丸は八重洲口側(東側)の外にあります。

KITTE

KITTEは丸の内南口(西側)から地上に出て横断歩道を渡るとすぐにあります。
一応、丸の内地下南口から出て地下通路を通っても行くことが出来ます。

参考→『KITTE丸の内』の見どころまとめ!東京駅を一望できる屋上庭園の眺めがすごい!

丸ビル

丸ビルは丸の内口(西側)を出て正面の南側にあります。
丸の内地下南口を出て地下通路を通っても行けます。

新丸ビル

新丸ビルは丸の内口(西側)を出て正面の北側にあります。
丸の内地下北口を出て地下通路を通っても行けます。

迷った時の最終手段!「東京駅ステーションナビ」アプリって使える?

東京駅で迷ってしまうのを解消するアプリとして、「東京駅ステーションナビ」というスマートフォンアプリが配信されています。

→東京駅ステーションナビ(iPhone版)
→東京駅ステーションナビ(Android版)

このアプリを使うと駅構内のお店や施設の営業時間などの案内が見られるほか、東京駅内で起動すると現在地から目的地までのルート案内を表示してくれたりします。

私もインストールして使用してみましたが、細かいお店の位置などがどこにいても知ることが出来るので、東京駅をよく利用する人はインストールしても損はないと思います。

ただ、自分が今明確に地下にいるにもかかわらず、アプリでは1Fにいると認識していることがあり(縦方向の位置情報の認識が弱い)、ルート案内に関しては完璧に使えるとはいえないかもしれません。

他の「迷宮駅」についても解説しています

東京駅と並び東京在住の人でも迷ってしまう「新宿駅」「渋谷駅」「池袋駅」のわかりやすい構内図&迷わないためのポイントを解説した記事も作りました!

よかったら見ていってくださいね↓

新宿駅をわかりやすい構内図で完全攻略!迷わないためのポイント総まとめ!

渋谷駅をわかりやすい構内図で完全攻略!迷わないためのポイント総まとめ!

池袋駅をわかりやすい構内図で完全攻略!迷わないためのポイント総まとめ!

カテゴリーCATEGORY

記事検索SEARCH

SNSFORROW ME!

著者紹介PROFILE

ツムグ

愛知県名古屋市出身。
東京都内を街巡りしながら情報発信中。
ラーメンとかガッツリ系飯が好きなのにおしゃれなカフェとかパン屋さんとかスイーツにも目がない系男子。

HOME

PAGE TOP