豊島区・目白にある『目白庭園』に行ってきました。
池を囲むように日本庭園が配置された豊島区立の公園。小さな敷地ですが景観が美しくかなりの穴場。
春は梅や桜、秋は紅葉の名所でもあります。
アクセス方法や料金、歴史、実際に行ってみての感想をまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。
最寄り駅とアクセス方法
最寄り駅はJR「目白」駅で、北西方向に徒歩5分程度歩くと到着します。また「池袋」駅西口からも徒歩10分程度でアクセス可能。都合の良い方から行くといいと思います。
Googleマップはこちら↓
周辺は静かな住宅街。知る人ぞ知る隠れスポット感が強く、実際に行ってみると「こんなところにあるのか!」と驚くこと間違いありません。
なお駐車場はなく、付近の道路もかなり狭小なので車で行くことはおすすめしません。
公開時間・閉館日・公式サイトなど
施設の公開時間、閉館日は以下のとおりです。
(※変更となる場合があるので、お出かけの際はあらかじめ公式サイトなどを確認していただけると助かります)
所在地 | 東京都豊島区目白3-20-18 |
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公開時間 | 9:00〜17:00 ※7月・8月は19:00まで |
閉館日 | 毎月第二・第四月曜日(その日が国民の祝祭日に当たるときは、その翌日) 年末年始(12月29日~1月3日) |
公式サイト | 目白庭園 |
目白庭園の歴史
目白庭園は、自然と日本の伝統文化に触れられる都市公園として1990年(平成2年)に開園。
歴史としてはまだ30年強と浅い方ですね。
元々は公立学校共済組合住宅だった場所に造られ、庭園は「北の丸公園」なども手がけた伊藤邦衛氏が設計。後述の『赤鳥庵』など日本の伝統的な建築様式が取り入れられています。
入場料金は?
庭園への入場料はなんと無料。
小さな規模の庭園とはいえかなり太っ腹ですね。公園のような感覚でふらっと散策のために利用出来るのが非常にありがたいです。
日本庭園を周遊してみた
入ってすぐに広さ500㎡の池が広がり、その周囲をおよそ5分程度で一周出来る池泉回遊式庭園になっています。
池には鯉も泳いでいます。結構デカいです!
岩場の間には滝もあります。4mの高さで毎分3トンも流れ出しているそう。
庭園にはさまざまな植物が見られますが、ちょうどこの日は梅の花が咲きかけでした!
(訪問日:3月上旬)
白いものだけでなく鮮やかなピンク色の梅も咲いています。
もう少し時期を遅らせて来園すればもっと綺麗に見れたかも。
3月下旬からはシダレザクラ、秋には紅葉も楽しめるそうです。
池の一角には『六角浮見堂』という小休憩所が設けられています。
さらに池の南側の石垣の上には『赤鳥庵(せきちょうあん)』という数寄屋建築の建物があります。
普通は立ち入れませんが、有料事前申し込み制でお茶会などの催しに利用することが可能。
「赤鳥庵」という名前は、この庭園の近くに雑誌『赤い鳥』を創刊させたことで知られる童話作家・鈴木三重吉氏の邸宅があったことにちなんで命名されたそう。
赤鳥庵の石垣沿いにはいくつかベンチが設けられています。
意外と人気!こんな隠れ家的なスポットなのにやっぱり知っている人は知っているんだなと思いました。
自分もベンチに座ってしばらくぼーっと池の景観を眺めてみました。
豊かな緑と鮮やかな花々、そしてそれらが反射する池の水面の情景が非常に美しかったです。
季節ごとに違った景色が見られそうなので、また立ち寄ってみたいと思いました!
まとめ
- 目白駅の北西、池袋駅の南西にある区立公園!周囲は住宅街で知る人ぞ知る隠れスポット!
- 池の周りを日本庭園が囲む池泉回遊式庭園!春は梅や桜、秋は紅葉が見られる!
- 雑誌「赤い鳥」に由緒のある「赤鳥庵」のベンチから眺める池と庭園の情景が美しい!
この近くに『自由学園明日館』もあるので、はしご観光スポットとしてオススメしたいです↓