渋谷区・東2丁目にある『渋谷区ふれあい植物センター』に行ってきました。
2005年に開園し「日本一小さな植物園」として愛されてきたスポットが、一時休園を経て2023年7月29日にリニューアルオープン。カフェも併設しより一層楽しめる場所として生まれ変わりました。
現地に行ってみての感想と共にアクセス方法などをレポート形式でご紹介していきます。これから行かれる方はぜひ参考にしてください!
渋谷区ふれあい植物センターの場所と行き方
アクセス方法は、JR「渋谷」駅から南へ徒歩およそ7分。
明治通りをひたすら直進し「東交番前」交差点まで来たら右に曲がるとすぐに見えてきます。
渋谷駅からは「渋谷ストリーム」を経由したり、埼京線のホームを経て「新南口」から出るといいかもしれません。
Googleマップはこちら↓
営業時間・定休日・入場料など
営業時間と定休日は以下のとおりです。
(※変更となる場合があるので、お出かけの際はあらかじめ公式サイトなどを確認していただけると助かります)
所在地 | 東京都渋谷区東2-25-37 |
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営業時間 | 10:00~21:00(入園受付は20:30まで) <2Fカフェの営業時間> 11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~21:00(フードL.O.20:00、ドリンクL.O.20:30) |
定休日 | 月曜日、年末年始(12月29日~1月3日) |
入場料 | 100円 ※年間フリーパスあり、未就学児、60歳以上の方は無料 |
公式サイト | ふれあい植物センター|渋谷区ポータル |
館内を巡ってみた
まず入口入ってすぐのカウンターで入場料100円を支払います。
この時点では現金または「ハチペイ」での支払いしか対応していませんでした。
その後は自由に館内を回ることが可能。
1Fがボタニカルガーデン、2Fがカフェとライブラリー、3Fがギャラリーホール、4Fがファームガーデンという構成です。
館内の植物はリニューアルに伴い全入れ替えしているそうで、まだ大きく成長している木とかはない感じでした。
あと植物園というと温室特有の暑くてジメジメした空気感のイメージがありますが、全然そんなことはなくて普通に涼しかったです。
今回9月初頭に訪れたため外はかなり蒸し暑かったですが、そんな季節に訪れても全く不快感はなかったですよ。
大きなガラス窓からは太陽光が差し込み、開放感は抜群。
館内のトーンは全体的に薄いブラウンで統一されており、人工物なのにオーガニックな雰囲気。
あと焼きものみたいな材質が随所に使われているのが印象的です。
育てている植物を見ていくと、マンゴー、ライム、レモン、ゆず…などなど実を食べることの出来る植物が多い印象。
こちらはパイナップルですね。まだちっちゃーいですが実をつけてました。
これはミラクルフルーツ。これを食べると酸っぱいものも甘く感じるようになるというアレですね。
バニラと、ドラゴンフルーツ。
どちらも木の姿が想像つかないと思いますが、こんな風に生えてくるのか!
ここは水耕栽培室。サニーレタスやルッコラなどが作られていました。
太陽光の代わりにピンク色のLEDを照射しているそう。なんかSF映画みたいな世界観です。
1Fのど真ん中にあるキノコみたいな形のオブジェは中に入れるようになっています。
この中では植物から発せられる電気信号を音階に変換し「植物たちが奏でる音楽」として聴くことが出来るようです。
しかし、あまりに空間が狭すぎて大人が入るのはちょっとキツい感じでした…。お子様が喜ぶ展示だと思います。
ちょっとしたテーブルとイスもデザインが面白いです。一抹の”イースター島感”。
階段を上がり2Fに行くとカフェスペースがあります。
2人がけのテーブルや長机などがあり席数は30席程度です。
フェンス沿いの席は園内を上から見下ろせるので非常に良い感じ。
今回は『ハーブジンジャー』(550円)をいただいてみました。
上にのっているハーブはこの施設で収穫したものを使用しているようです。
しゅわ〜っと強めの炭酸の中に、しっかりとしたジンジャーの味わいが効いていてカラダがぽかぽかしてきます。
無料のハーブウォーターもいただくことが出来ましたよ。
今回は食べなかったのですが、スペルト小麦100%使用のピッツァもフードとして提供しています。
植物に囲まれながら癒しの時間を過ごすことが出来ました。結構穴場感がある隠れスポットだと思うので、1人でゆっくりとくつろぎたい時におすすめです。
まとめ
- 渋谷駅から南へ徒歩7分。2023年7月にリニューアルしたばかりの小さな植物園。
- マンゴーやライム、ミラクルフルーツなど食べられる実のなる植物がたくさん。
- 2Fにはカフェも併設。植物を眺めながら癒しの時間を過ごすことができた。
規模としては小さいですがコンセプトが面白くてなかなか興味深いスポットでした。もう少し植物が成長するとまた雰囲気が変わるかもしれないですね。