東京スカイツリーの『天望デッキ』と『天望回廊』の違いは?見どころや料金も解説

観光・お出かけ

東京の新しいシンボル「東京スカイツリー」。
高さ634mの世界で一番高いタワーとしてギネス認定されており、観光にもうってつけのスポットです。

多くの人が訪れる展望台は『天望デッキ』と『天望回廊』の2つがあるのをご存知ですか?
それぞれに入場券が必要なのですが、わざわざ値段差を払って両方の展望台に行く価値はあるのでしょうか…?

この記事ではそれぞれの展望台の見どころをご紹介すると共に、入場料金などについてもまとめていきます。

スカイツリーのアクセスと展望台への行き方

東京スカイツリーの最寄り駅は、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅、または東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄浅草線「押上」駅となっています。

とうきょうスカイツリー駅は西側、押上駅は東側にあるのですが、スカイツリー自体はそのちょうど中央部分にそびえ立っているので、どちらからでも同じくらいの近さです。

Googleマップはこちら↓

展望台へは4Fにある屋上広場『スカイアリーナ』を経由して、メインエントランスから行くことが出来ます。
エントランスを抜けるとチケットカウンターがあり、チケット購入後(もしくは発券後)、エレベーターに乗って展望台へと向かいましょう。

営業時間・定休日など

営業時間と定休日は以下のとおりです。
(※変更となる場合があるので、お出かけの際はあらかじめ公式サイトなどを確認していただけると助かります)

所在地東京都墨田区押上1-1-2
営業時間(展望台の営業時間)10:00〜21:00
定休日年中無休
公式サイト東京スカイツリー

チケット料金とお得な買い方

展望台は『天望デッキ』と『天望回廊』の2種類があり、チケットは「天望デッキ」にのみ行けるものと、「天望デッキ」と「天望回廊」の両方に行けるセット券の2種類が売られています。

それぞれの価格は以下のとおり↓

天望デッキ券
<平日>
大人(18歳以上)2,100円 / 中人(高校生・中学生)1,550円 / 小人(小学生)950円
<休日>
大人(18歳以上)2,300円 / 中人(高校生・中学生)1,650円 / 小人(小学生)1,000円

天望デッキ+天望回廊 セット券
<平日>
大人(18歳以上)3,100円 / 中人(高校生・中学生)2,350円 / 小人(小学生)1,450円
<休日>
大人(18歳以上)3,400円 / 中人(高校生・中学生)2,550円 / 小人(小学生)1,550円

※未就学児は無料

「天望回廊」へ行く場合は、大人の場合1,000円以上も追加で払わないといけないので、少し躊躇してしまう方もいるでしょう。

また展望台へのチケットは、前売りで買った方がお得になります
1名最大400円も安くなるので、圧倒的におすすめですよ。

前売り料金はこちら↓

天望デッキ券
<平日>
大人(18歳以上)1,800円 / 中人(高校生・中学生)1,400円 / 小人(小学生)850円
<休日>
大人(18歳以上)2,000円 / 中人(高校生・中学生)1,500円 / 小人(小学生)900円

天望デッキ+天望回廊 セット券
<平日>
大人(18歳以上)2,700円 / 中人(高校生・中学生)2,150円 / 小人(小学生)1,300円
<休日>
大人(18歳以上)3,000円 / 中人(高校生・中学生)2,350円 / 小人(小学生)1,400円

※未就学児は無料

前売り券は「アソビュー」もしくは「セブンチケット」でWeb購入が可能です。
詳細は公式サイトのチケット・料金のページを参照してくださいね。

発券は4Fにある発券機でQRコード(スマホの画面)をかざすだけでOKなので簡単。

上の画像を見てもらえばわかりますが、青色の当日購入の列よりも赤色の前売り用の列の方が圧倒的に人が少ないですよね。
なので待たずにスピーディに発券出来るのもメリットなのです。

2つの展望台とその高さ

4Fからエレベーターでまずは「天望デッキ」に上ります。

「天望デッキ」は地上350m・345m・340mの3フロアに分かれています。

さらにその上にある「天望回廊」へは「天望デッキ」からエレベーターで上ります。

「天望デッキ」は地上445m〜450mの高さです。
2つの展望台の高さの差はおよそ100mということになりますね。

地上350m「天望デッキ」の見どころ

まずは地上350m「天望デッキ」の見どころをご紹介しましょう。

見どころその1:70km先の風景まで見渡せる360°ビュー

高さ5mにもなるガラス窓からは360°全方位の風景を見ることが出来ます。

約70km先まで景色が見えるため、東京の市街はもちろん横浜市や、晴れた日には富士山の頂上を拝むことも出来るんですよ!

見どころその2:思わず足がすくむ!ガラス床

地上340mのフロアにある大きな見どころがこちらの『ガラス床』。

2m×3mの透明なガラスの床から真下を覗くことが出来るんです。

高強度ガラスを5枚組み合わせたこの床は安全性は確保されているものの、上に乗ってみるとやっぱり怖い!
タワーの塔体や真下にある広場まではっきり見えて、思わず足がすくむこと間違いなしです。

見どころその3:スカイツリーカフェ

フロア350とフロア340の2ケ所に、ドリンクやスイーツなどのオリジナルメニューが楽しめる『スカイツリーカフェ』があります。

350はスタンディング、340は椅子が用意されたカフェとなっており、どちらも眺望を楽しみながら飲食が可能です。
340のカフェは時期によってはキャラクターなどとのコラボカフェが実施されていることも。

※カフェについてのさらに詳しい紹介記事はこちら↓
地上350mの眺望を楽しむ『スカイツリーカフェ』で名物・スカイソフトを食べてみた!

「天望回廊」の見どころ

つづいて地上450m「天望回廊」の見どころをご紹介します。

天望回廊へは天望デッキの350mフロアから専用のエレベーターに乗って行くことが出来ます。
チケットを持っていないと上れませんが、天望デッキで追加購入することも可能となっていますよ。

見どころその1:天空へと舞い上がった気分!450mの眺望

回廊というだけあり、この展望台は少し傾斜のついたスロープを少しずつ上っていく形式になっているのが特徴。

天望デッキと同じく360°のビューが見えますが、高さは100mも差があるだけにより空に近く、まるで天空に舞い上がったかような感覚を味わえます。

また天井から床までをガラス窓が包み込むようなチューブ型の形状をしているため、スロープから真下の方向を覗き込むことも可能!
ガラス床ほどではないですが、非常にスリリングです!

見どころその2:最高到達点「ソラカラポイント」

回廊をぐるりと周り、451.2mの最高到達点に達すると『ソラカラポイント』と呼ばれる演出空間が現れます。

光とガラスによる不思議な広がり感や浮遊感が感じられるスポット。
こちらもカフェと連動してキャラクターとコラボした装飾が施されている場合もあります。

はたして「天望回廊」まで行く価値はあるのか?

ここまで2つの展望台の見どころを紹介してきましたが、やっぱり気になるのは1,000円以上もの差額を払って「天望回廊」に行く必要はあるのか?という点ですよね。

ネット上での口コミを見ていると「1,000円出すだけの価値はある」という意見もあれば、「圧倒的な感動はない」という意見もあり、人によって感じ方は違うようです。

確かに、眺望は350mからだけで十分、という感想もわからなくもないです。

ただ天望回廊に上る明確なメリットとして、混雑が避けられるというのがあります。
天望デッキは週末や夏休み、GWなどは非常に混雑しがちですが、天望回廊まで上がれば人数はグッと減り、よりじっくりと時間をかけて眺望を楽しむことが出来るでしょう。

感覚としては新幹線の「グリーン車」や、コンサートホールの「プレミアムシート」のようなものと考えてもらえば良いかと思います。

何度もスカイツリーにリピートで足を運んでいる人は天望デッキで十分かもしれませんが、初めてスカイツリーに行くという方は、どうせならケチらずに天望回廊を一度は体験してほしいなとは思いますね。

まとめ

  • 「天望デッキ」と「天望回廊」は100mの高さの違い。チケットは前売りで買った方がお得!
  • 「天望デッキ」はカフェで飲食しながら景色が楽しめるほか、スリリングなガラス床も人気!
  • 「天望回廊」はチューブ状の傾斜のあるスロープが特徴。混雑を避けてプレミアムな体験が可能!

展望台から降りたら周辺にある観光施設「東京ソラマチ」「すみだ水族館」「東京ミズマチ」も行っておきたいですよね!
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スカイツリーのふもとの商業施設『東京ソラマチ』の見どころまとめ

スカイツリータウン内『すみだ水族館』の見どころまとめ!幻想的なクラゲ達に酔いしれよう

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著者紹介PROFILE

ツムグ

愛知県名古屋市出身。
東京都内を街巡りしながら情報発信中。
ラーメンとかガッツリ系飯が好きなのにおしゃれなカフェとかパン屋さんとかスイーツにも目がない系男子。

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