「東京スカイツリー」のお膝元にある水族館『すみだ水族館』に行ってきました。
最初にざっくりした感想を言うと、小さな規模でありながら、愛嬌を感じられる海の生き物たちを趣向を凝らした展示方法で魅せる独特の水族館だと感じました。
カップルやファミリーはもちろん、一人で行ってもバッチリ楽しめると思います。
この記事では館内をくまなく観て周ってきた自分が主観でまとめた、見どころ5つ+αをご紹介したいと思います!
もくじ
すみだ水族館の場所と行き方
すみだ水族館は東京スカイツリーを中心とした観光施設「東京スカイツリータウン」の5F・6Fにあります。
スカイツリーの入口がある4Fの屋上テラス「スカイアリーナ」に専用のエスカレーターがあるのでそこから5Fに上がると、水族館のエントランスに到着します。
なお最寄り駅は、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅、または東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄浅草線「押上」駅となっていますが、水族館自体は位置的に「とうきょうスカイツリー」駅の方がより近めです。
Googleマップはこちら↓
「スカイツリータウン」に関しては以下の記事に詳しくまとめたので参考にしてください↓
スカイツリーのふもとの商業施設『東京ソラマチ』の見どころまとめ
営業時間・定休日など
営業時間と定休日は以下のとおりです。
(※変更となる場合があるので、お出かけの際はあらかじめ公式サイトなどを確認していただけると助かります)
所在地 | 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン 5F・6F |
---|---|
営業時間 | <平日>10:00〜20:00 <土日祝>9:00〜21:00 |
定休日 | 年中無休 ※メンテナンス等の理由で入場できない場合あり |
公式サイト | すみだ水族館 |
チケットの料金は?
エントランス入ってすぐに券売機があるので、そこで入場券を購入します。
料金は以下のとおり。
大人・・・2,300円
高校生・・・1,700円
中・小学生・・・1,100円
幼児(3歳以上)・・・700円
またWebから購入可能な前売りチケットや、年間パスポートもあります。
詳しくは公式サイトのチケット購入のページを参照してください。
水族館の特徴・所要時間・営業時間は?
商業施設内にあるので面積はそこまで広くありませんが、5F〜6Fの2フロアをぐるりと周遊するような形になっています。
飼育している生き物は約260種類。
所要時間はどれぐらいじっくり観るかによっても変わってきますが、だいたい1時間〜1時間半程度でしょう。
なおこの水族館の大きな特徴として、特定の順路が設けられていないという点が挙げられます。
なので自分のペースで好きな場所を好きなだけ観られるメリットがあります。
営業時間は平日が10:00〜20:00、土日祝日は9:00〜21:00となっており、夕方以降も営業しているのも嬉しいポイントです。
見どころその1:水槽を浮遊する幻想的なクラゲたち
ここからは主な見どころをご紹介していきましょう。
まずはなんといってもこの水族館の一番の売りといっても過言ではない「クラゲ」。
色とりどりのスポットライトが当てられた水槽の中で浮かぶクラゲたちの姿は非常に幻想的。
いつまでもぼんや〜りと見ていたくなります。
最も一般的な「ミズクラゲ」や、小さなサイズながら存在感のある「シロクラゲ」、長く尾を引く印象的な姿をした「パシフィックシーネットル」「ブラックシーネットル」など全14種類が飼育されています。
約500匹のミズクラゲが7mの楕円形の水盤に浮かぶ『ビッグシャーレ』は圧巻の光景!
上からも横からもクラゲを見ることができ、さらにガラスの足場に乗るとまるでクラゲの海の上に立っているような気分になりました。
見どころその2:隠れたアイドル「チンアナゴ」
クラゲに次ぐレベルでこの水族館で人気者になっている生き物が「チンアナゴ」。
サンゴ礁ゾーンにある360度あらゆる方向で観察できる水槽の中に、およそ300匹のチンアナゴの仲間が飼育されています。
砂の中から出ている体の長さは10〜15cm程度ですが、本当は体長30cmほどもあるんだそうです!
あまりにもユニークな生態なので、彼らは普段いったいどういうことを考えて過ごしているのだろうか・・・などと考察にふけってしまいます(笑)。
黄色い模様が入っているのは「ニシキアナゴ」。
ほかにも「ホワイトスポッテッドガーデンイール」という珍しい種類もいます。
えさの時間には体を伸ばしてプランクトンを食べる様子も見ることができるそうです。(私は見ていません)
見どころその3:ヨチヨチ歩きがかわいいペンギンたち
吹抜状のスペースには「ペンギン」を展示するための巨大な岩場とプールがあります。
水量350トン、国内最大級のプール型水槽だそうです。
ここにいるのは50羽以上の「マゼランペンギン」。
バタバタと水面近くを泳ぐ様子もめちゃくちゃ至近距離で見ることができます。
餌付けの時間になると集団でヨチヨチと歩く様子も見られます。
めちゃくちゃカワイイ!
見どころその4:「小笠原大水槽」で海の中にダイブした気分に
5Fから6Fを貫く「小笠原大水槽」はその名の通り小笠原諸島の海をイメージしており、50種450匹が飼育されています。
巨大水槽をさまざまな視点から観察可能。
丸い窓から水槽の生き物を覗くことができる「アクアスコープ」は、潜水艦で海の中に潜っているかのような気分を楽しめます。
悠々と泳ぐ巨大なサメやエイ、岩場から顔を覗かせるウツボなどは迫力満点です。
すぐ前にベンチも置かれているので、休憩しながらいつまでも眺めていたくなりますよ。
見どころその5:下町情緒を感じる金魚水槽「江戸リウム」
お次はこの水族館ならではの見どころ。
国内最大規模の金魚の展示ゾーン『江戸リウム』です。
日本人には非常に馴染み深い金魚たちを、江戸の下町風情を感じられる和風な装飾が施された空間で鑑賞することが可能。
金魚すくいの屋台でも見かける「ワキン」や「リュウキン」をはじめ、「ランチュウ」や「アズマニシキ」など約20品種を飼育。
それぞれの水槽の底面には日本の伝統的な模様が描かれており、水族館で魚を観察しているというよりも、美術館でアート作品を鑑賞しているような気分にもなってきますね。
その他のちょっとした見どころ
予想外に高速すぎ!「オットセイトンネル」
あまり目立たない場所にあるのですが、ペンギンのプールの裏手に「オットセイトンネル」と呼ばれるエリアがあります。
ここではオットセイが悠々と泳ぐ姿が見られます。
かなり高速で泳ぐので写真だとブレブレでしか捉えられません!!(笑)
生まれたばかりのクラゲの赤ちゃんを観察できる「ラボ」
ペンギンのプールの近くにある『ラボ』では、生後間もないクラゲから生後1ヶ月のクラゲなど順を追って成長過程を見ることができます。
館内で展示しているクラゲたちはすべてここで繁殖させているそう。
飼育スタッフが常設しているため、直接話を聞くことも出来るんですよ。
幻想的な鏡の廊下「クラゲ万華鏡トンネル」
『クラゲ万華鏡トンネル』は、スロープの両側の壁に約5,000枚の鏡が設置された、まさに万華鏡の中にいるような幻想的な空間。
壁に設置された8つの水槽にはふわふわと浮かぶクラゲが見られますが、季節によってはさまざまな異なる演出が施され、別の生き物が展示されていることもあるそうです。
まとめ
- 一番の見所はクラゲ!カラフルなスポットライトが当たる水槽で浮遊する様はとっても幻想的!
- 砂からにょろにょろと顔を出す「チンアナゴ」が人気者!不思議な生態をまじまじと観察すべし!
- 和風の装飾が施された空間でさまざまな金魚が観られる「江戸リウム」はここならではの展示!
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