港区・麻布台に2023年11月24日に開業した複合施設「麻布台ヒルズ」に行ってきました。
数多くの飲食店やブランドショップを巡るのはもちろん、非常に個性的な建築やパブリックアートを鑑賞したり、無料で入場できる展望台からの景色も観られる散策が非常に楽しいスポットなんです。
実際に現地に足を運んできたので、麻布台ヒルズ内のすべて無料で楽しめる散策コースをレポート形式でご紹介します。これから行かれる方はぜひ参考にしてくださいね。
麻布台ヒルズの場所・最寄り駅は?
麻布台ヒルズが開業した場所は、港区・麻布台。
六本木の東、東京タワーの西、麻布十番の北というロケーションに位置しています。
公共交通機関でアクセスする場合は、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅が最も便利。
また東京メトロ南北線を利用する場合は「六本木一丁目」駅で降りると近いです。
Googleマップでいうとここです↓
駅を降りて麻布台ヒルズに向かうまでの行程を写真つきで解説する記事を作ったので、くわしくはそちらを参考にしてみてください↓
店舗や各施設の営業時間は、麻布台ヒルズの公式サイトで確認してみてください。
ガーデンプラザの有機的な建築群を巡る
麻布台ヒルズに観光やお出かけで訪れる場合、主に敷地東側の低層エリア「ガーデンプラザ」と敷地南側の高層ビル「森JPタワー」の2ヶ所が見どころとなります。
神谷町駅から行った場合はガーデンプラザが近いので、ガーデンプラザ→森JPタワーという順番で巡るのがおすすめ。
ガーデンプラザはA・B・C・Dの4棟からなる低層ゾーン。
イギリスの建築デザイナーであるトーマス・ヘザウィックが手がけた波打つような曲線的な建築デザインが非常に印象的です。
何でしょう。大地からうねりながら生えてきたかのような、巨大な木の根っこのようなものを連想してしまいます。
人工物なのに非常に有機的なものを感じますよね。
ところどころ植栽が施されており緑豊かです。
冬場なのでまだまだ寂しいですが、もう少し茂ってくるとまた印象が違うかもしれません。
敷地の中央を通り抜ける「桜麻通り」。
こうしてみると麻布台ヒルズ全体が複合施設というよりは一つの街を形成していることがわかります。ちょっと外国に来たみたいな気分。
階段を昇って上の方に来てみました。
あの湾曲してる部分の上にも登ってみたくなりますが、さすがにそれは出来ないみたいです…。
建物を横から見た図。自然と人工物の融合って感じ。
この建物に吸い込まれていくような通路もイイ!
森JPタワーでパブリックアートと展望台を楽しむ
高さ330mの日本一高いビル「森JPタワー」にやってきました。
中央広場の上には「The Cloud」とよばれるグルグルとした形の大屋根があります。
他にも広場付近にはパブリックアートが豊富。
こちらは「東京の森の子」。作者はあの奈良美智先生!
こちらはジャン・ワン氏による「Artifical Rock No.109」。
タワー内部に入ると吹き抜けの天井からオラファー・エリアソン氏による「相互に繋がり合う瞬間が協和する周期」という作品がぶら下がっています。
ここから外の池を眺めるのもいい感じです。
地下1Fから専用エレベーターで33Fに上がると「スカイロビー」に到着します。
ここでは大きく開けた窓から風景を楽しむことが可能。
なんと入場無料!特に予約なども必要ありません。
入場可能時間は以下のとおりとなっています。
平日:10:00〜21:00
土日祝:9:00〜21:00
主に東京都心部、ベイエリアがよく見えます。
右の方に見えているのは六本木ヒルズ。めちゃくちゃデカい!
そして東京タワーがほぼ同じ高さぐらいで見られます。
こんなに目の前で東京タワーを美しく眺められるロケーションは他にないでしょうね。
いいな〜この絶妙なレトロ感。
また33Fと34Fは吹き抜けになっており、2つのフロアをつなぐ大階段にはベンチも設けられています。
休憩スポットとして最適。
ベンチから眺める景色はこんな感じ。夜景も良さそうですね。
魅力的な飲食店も多数
麻布台ヒルズ内には各ジャンルの人気飲食店が多数集まっています。
いくつか実際に足を運んでみたのでレポート記事もチェックしてみてください。
有楽町から移転してきたパンケーキが名物の人気ダイナー「Balcony by 6th」↓
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