東京を代表する桜スポットといえば、なんといっても『上野恩賜公園(通称・上野公園)』。
ここは日本最古の公園としても知られ、江戸時代から花見の名所とされてきた由緒ある地なのです。
広い園内にはところどころに特徴的な桜の見どころがいっぱい!
というわけで今回は動物園や国立博物館を除く、無料で入場できる公園内の桜の見どころをご紹介!ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. さくら通り
まずはなんといっても、上野公園の中央部に位置するメインストリート『さくら通り』です。
およそ400mにもおよぶ長い園路の両脇にずらりと桜の木が並ぶ様は、まさしく春爛漫という表現がぴったり。
道路の脇にぶら下がる提灯にもとっても風情を感じますよ。
露店も出店しているので、食べ歩きを楽しめるのもいいですね。
2. 清水観音堂
続いては不忍池の近くにある『清水観音堂(きよみずかんのんどう)』。
京都の「清水寺」と同じ舞台作りのお寺で、少し高台にあるのが特徴。
まるで京都に来たかのような気分!情緒ある和の桜の景色を堪能できます。
舞台に上がり正面を見渡すと、目の前一面に桜が広がる光景は圧巻!
また『月の松』と呼ばれる、歌川広重が「名所江戸百景」で描いた浮世絵にも登場する丸い形になった松は必見。
円形の中を覗くと参道と池の方向に一直線になっていることがわかるんです。
さらにお堂の裏手には、江戸時代から続く由緒ある『秋色桜(しゅうしきざくら)』と呼ばれるピンク色のしだれ桜があり、こちらも名所なのです。
3. 上野東照宮
続いてはさくら通りの道中を西側に入った所にある『上野東照宮』。
風情ある参道を抜けると、荘厳な金色に輝く建物が現れ、その手前にピンクの桜が広がる風景はなんとも豪華絢爛です!
さらに参道右側に見える『五重塔』と桜のコラボも必見です!
4. 不忍池
最後はなんといっても『不忍池(しのばずのいけ)』です!
池を取り囲む園路に桜が咲き乱れ、水面とボート、背景のビル群とコラボした美しい情景を見ることができます。
個人的には池のほとりに何本も植えられた柳の木と桜の組み合わせにとても風情を感じます!
なぜかカモメも多く飛んでいるので、海辺に来たみたいで本当に心地良い時間を過ごせますよ。