東京都内でも有数の桜の名所・『千鳥ヶ淵(ちどりがふち)』。
かつて江戸城のお堀だったこの場所は、なんといっても水辺の風景と桜のコラボレーション、そして和の情緒と桜のコラボレーションを堪能できるのが大きな魅力です。
今回は桜が見られるおおまかなエリアやアクセス、そして個人的主観でチョイスした主な見どころをまとめてみましたので、お出かけの際の参考にしてください!
千鳥ヶ淵ってどこからどこまで?一番近い駅は?
千鳥ヶ淵は皇居の北西〜西に位置する大きく湾曲したお堀。またそれに付随する公園・緑道までを大きくまとめて指して言う場合もありますね。
花見のメッカとしての具体的な場所は、皇居北側の「田安門」から西側の「半蔵門」までのお堀の外側の道沿い。
上の画像の赤い枠で囲った箇所が該当します。
電車でのアクセスとしては、「田安門」へは地下鉄「九段下」駅、「半蔵門」へは地下鉄「半蔵門」駅が最寄り。
どちらかの駅を降りて花見散歩をしたのち、もう一方の駅から乗って帰るというコースが理想的ですね。
おすすめ撮影スポット4選
ここからは個人的主観で選んだ千鳥ヶ淵のおすすめ撮影スポットを4ヶ所ご紹介します。ぜひ桜散歩の参考にしてくださいね!
1. 城門と桜
まずは一番北側の「田安門」周辺の桜です。
江戸城の城門だった場所だけに、和の風情たっぷり!
北の丸公園側(内側)から写すと、こんな風に門の先に広がる一面の桜!みたいな写真が撮れます。
2. 水面に映る桜・零れ桜
千鳥ヶ淵の桜の醍醐味といえばなんといっても、水辺の風景と桜のハーモニーですよね。
春はたくさんの人がお堀のボートに乗る様子もいい感じなのです。
緑色に澄んだ水面に零れ落ちるように咲き乱れる桜、そして満開を過ぎて水面に花びらが舞い散る様子も絶景!まるで絵画みたいです。
散り桜を見るために満開からほんの少し日が経った頃に行くのが個人的おすすめです!
3. 千鳥ヶ淵緑道
お堀の西側に南北約700mも続く「千鳥ヶ淵緑道」は花見のメインストリート。
およそ260本もの桜が立ち並び、薄曇りの日には桜のトンネルと空が一体化しているようにさえ見えます。
お堀の風景をずっと眺めながら歩けるのが醍醐味。水面になだれこむように咲くシダレザクラに春の風情を感じずにはいられません。
4. 紫花菜の咲くボート乗り場付近
最後はボート乗り場付近です。
ここはボートに乗る人以外にも注目してほしいポイントがあります。
それは水辺に咲く「紫花菜(ムラサキハナナ)」。
ピンク色の桜と紫色の紫花菜のコラボが美しすぎる!なかなか他では見られない組み合わせなので貴重です。
まとめ
- 電車でのアクセスは「九段下」駅か「半蔵門」駅が最寄り!
- 水辺に映る桜の景色が最大の醍醐味!長い緑道を水辺を見ながら散歩しよう!
- ボート乗り場付近に咲く紫花菜と桜のコラボレーションも美しい!